「SketchUp」とは建築業界・インテリア業界で利用されている3DCADソフトのことです。
☆詳しくは前回の記事で説明しています。
まだ読んでいない方はこちらから→【SketchUp】基本の使い方 「選択・消去」コマンドについて。
☆フリーデータはこちらからダウンロード→3ds/skpデータ一覧
使えるようになって損はないので、一緒にチャレンジしていきましょう。
本日の講座内容
今回は基本操作シリーズ第2弾、「視点の動かし方」と「四角の書き方」の解説です。
※記事に出てくるコマンドとはPCへの操作命令のことです。
第1弾では「消去」コマンドを利用しましたね。
視点の動かし方
sketchupは3dで画面を捉える必要があります。なので動かし方が独特です。
画面の動かし方は2パターンあります。慣れていきましょう。
3dの画面に慣れるまでは、気分が悪くなることもあります。
無理せずマイペースに勉強しましょう。
※長時間の画面の見過ぎにも注意。目が痛くなることも。
前後左右上下に動かす
次の2つの方法で、部品を360度好きな方向からみれます。
➀コマのようなマークを選択
➁マウスホイールを押しながら動かす
※他の作業中(コマンド利用中)も簡単に切り替えて使える「➁」の方を覚えておきましょう。
ショートカットキー 「O」
ショートカットキーは「O」です。マウスホイールを押した方が速いので使う頻度は少ないでしょう。
四角を描く
四角のマークを選択し、好きな場所でクリックします。
今回は原点を基準に描いていきます。
次に対となる角を指定します。
好きな箇所を選べますが、正方形・黄金比の部分は対角線上に点線が表示されます。
2点目を選択すると、面が表れます。
面の裏表設定
今作った面を上から見ると、グレーの色が付いているのが確認できます。
面の反転操作も覚えてしまいましょう。
面の選択→右クリックで表れたメニューから「面を反転」を選択。
→面が白く変化したら成功です。
☆反転が役立つ場面☆
sketchup上、裏表関係なく色は付けられますが他の互換ソフト用にデータ変更した際
裏面だと色を付けても透明になってしまう。などエラーが生じることがあります。
☆ワンポイントアドバイス☆
今日は四角の描き方を学びましたが、もう一歩進んで「希望サイズの四角を描く」方法も見ておきましょう。
・2点目を選ぶときに寸法を入力
座標のイメージで1点目からの移動距離を打ち込みます。
例では赤い軸上に1000㎜、緑の軸上に300㎜で指定しました。
「1000,300」と入力後「Enter」キーを押せば自動で指定サイズの面が表れます。
※上手く入力できないときは、キーボード入力の設定が「半角」になっているか確認しましょう。
「全角」や「かな入力」になっていると上手く入力できません。
CADソフトは、画面下に次の操作方法を教えてくれてる場合があります。
操作に困ったときは、一度確認してみましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いよいよ実際の描き方の解説が始まりました。
各コマンド、メニューがどんな操作や動きをするのか1つ1つ覚えていくと作れる形・部品も増えていくので楽しいですよ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
それではまた次回お会いしましょう。
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